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ポップンミュージックマガジン 【ポップンミュージックマガジン】 ポップンミュージックマガジン 概要 主な内容 1号 2号 3号 4号 5号 関連リンク 概要 「ポップンミュージックをもっと楽しむわくわくマガジン」をコンセプトとした、コナミスタイルで購入したポップン関連CDに初回限定で付属する小冊子。 ここにしか載っていないお話やポップンがより楽しくなるコーナー、および携帯サイトに掲載されている「わくわく!ポップンマンガ」の出張版、このゲームを元としたマンガのはっちゃけ♪音丸などが掲載されている。 事前にPC・携帯サイト他で行ったアンケートを元にしたアンケートの質問・結果内容が掲載されていることも。 主な内容 1号 付属商品 冊子品番 発売日 pop n music request best! KSTY0306 2008/12/24 同時発売されたplug+programに付属する初回特典の2号と同時登場。 ポップン16のサウンドプロデューサーであるwac・TOMOSUKE・村井聖夜の3名による座談会がメイン。 2号 付属商品 冊子品番 発売日 plug+program KSTY0307 2008/12/24 アルバム発売記念による、村井聖夜へのインタビュー。 3号 付属商品 冊子品番 発売日 pop n music Cafe music selection KSTY0314 2009/02/11 このCDアルバムをプロデュースした、Togoこと藤後浩之#?へのインタビュー。 稼動目前のポップンミュージック17 THE MOVIEの情報やスクリーンショットが一部掲載され、この時点で新たにBEN-K#?とタタンの登場が明らかになった。 「ポップンかくれんぼ」では、キャラクターのアイコンとして存在していたのが以下の通り(上からの順、バージョンは特に注釈が無い限りポップン16版を基準)。 キング、ロミ夫、おとこマン、トラン、リサ、オフィーリア、フィリ、スウィーツ、ジュディ、リエちゃん、さなえちゃん、鹿ノ子、レナ、モモコさん、マリィ、えれ麺つ、カロリーヌ(カロリーヌ&ヤンゲルス)、 エッダ、ポプコン、ファティマ、MZD(※15版)、ジーナ、ヤンゲルス(カロリーヌ&ヤンゲルス)、ロザリー、小次郎、ノクス、翔、育江、ハラ=ヘッタ、パンデス、ユーリ、タイマー、リゼット(※7版)、バブルス ちなみに、このときの鹿ノ子はポップン15版のアイコンが使われていた。 4号 付属商品 冊子品番 発売日 The Epic of Zektbach -Ristaccia-#? KSTY0315 2009/03/18 アルバム特集で「ニョアの手記-出張版-」が掲載。 5号 付属商品 冊子品番 発売日 ※コナミスタイルで300ポイント消費して交換する方式 KPSH-031 2009/04/22 ページ数が1~4号の2倍の32ページで構成。 AC版・CS版スタッフが入り混じっての座談会が載っている。 コナミスタイル限定のグッズの紹介など。 関連リンク はっちゃけ♪音丸 コナミスタイル グッズ・書籍
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ハイパーJポップ3 / HYPER J-POP 3 【ハイパージェーポップ3】 確かなのは、君という存在‥‥。TЁЯRA第3弾はスピード感溢れるトランス×ロック! ハイパーJポップ3 / HYPER J-POP 3 収録作品 ロング版収録 関連リンク ee MALLの配信曲として登場した楽曲。 ee MALLの稼動が終了した後はポップンミュージック14 FEVER!において、隠し曲の全解禁に伴い他のee MALL初出曲と共に常時プレイできるようになった。 担当キャラクターはジュディ(8-2P)。 楽曲の背景はハイパーJポップ2を流用している。 1/6 billionth / TЁЯRA BPM 145 5b-12 N-18 H-35 EX-【ee】39 ⇒ 【14】40 ⇒ 【CS14,16】41 新難易度 5Buttons NORMAL HYPER EXTRA × 24 41 47 ポップン9で第2弾の「North Wind」が登場したのに、1年もしないうちに早くも第3弾を出すところが驚き。この時期のNAOKIの曲はトランスとロックをポップに融合ということで、その要素が強く反映されているといえる。リズムの打ち込みやシンセ、ギターの伴奏が合わさって、いかにも「ハイパー」を意識している。彼がプロデュースするボーカル曲は、希望や夢を与えてくれるようなポジティブな歌詞を意識したものが多く、この曲も例外ではない。曲名を直訳すると「60億分の1」。つまり、世界の総人口60億人以上(2003年当時)の内のさまざまな1人としての立場を描いている。どんな職業でも有名人であっても、同じ「1/60億」であることを言っているのだろう。 前2作と比べると細かいリズムが増えており難度が上がっている。ノーマルはサビ直前の1-5-5-9が非常に押しづらい配置。ここが上手く繋がらないという人は左右交互に押してみると案外繋がるかも?ハイパーはLv35の割には密度が高めで16分のフレーズが多め、階段を軸としたパターンが目立つ。目立った難所こそないが、後半の交互押しにさりげなく左白が入っている箇所に注意。EXはLv39の中でもトップクラス、というよりむしろ詐称。階段に細かい同時押しが増えているため、片手で細かいフレーズを拾う能力が問われる。特に最初のサビや46小節目以降は指押しを駆使しないと非常に押しづらい。最大の難所は最後殺しである2重押しが拾えるかどうか。両手をフル活用したい。さりげなく、ラスト3つの4つ押しがEXになると3つ押しになるのは珍しい。押しづらさと最後殺しからポップン14ではLv40に格上げ(もしかしたら41相当かも?)。 POPNでは、EEMALL曲。結構ユーロ系かも!? EXは詐欺。この曲に限らず、イーモル曲はLV30台後半の曲がLV40台の曲の難易度を上回っている事が多い。 CSには9にハイパーJポップ2と仲良く収録されました^^ ハイパーJポップシリーズとしてはポップンでは3までしか収録されておらず、以降はbeatmaniaIIDXで登場する形となっている。 収録作品 ※ee MALL関連曲の配信時期に関してはee MALL曲を参照。 AC版 ポップンミュージック9~ポップンミュージック13 カーニバル ee MALL曲として配信。 ポップンミュージック14 FEVER!~ポップンミュージック15 ADVENTURE 14の隠し要素全解禁から常時選択可能になった。 ポップンミュージック16 PARTY♪ 下記のCS14と同一の仕様で、担当キャラのジュディ(pm8)のアクションが一部描き直されている。 CS版 ポップンミュージック9 ee MALLからの先行収録曲。 ポップンミュージック14 FEVER! 再録の際にEXがレベル変更されており、さらに担当キャラのジュディ(pm8)のアクションが一部描き直されている。 ロング版収録 RЁVOLUTIΦN#? 関連リンク ハイパーJポップ(シリーズ) TЁЯRA NAOKI jun 楽曲一覧/ee MALL (楽曲一覧/ee MALL 2nd avenue)
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ポップンミュージック8を入手!EX以外全曲出現&すごろく100%達成まで進めた。 プレイした感触としては、判定甘すぎる!と思った。フリーに曲を登録する為にまずアーケードを一通り流してた段階で、10万点が5、6曲できてしまった。初回プレイでパーフェクトは経験無いわけではないけど、それにしてもこの成果は甘い気がする。まあ、厳しいよりは楽しいかもしれんが。 曲は全体的に「何か普通…」といった印象。昔のポップンは「演歌」とか「カントン」、「ヨーデル」など、ものすごく特徴的な曲が多くて楽しめたのだが、やはり8作目となるとネタも切れてくるのだろうか、「あからさまな曲」が無くなった感がある。また、ジャンル名もネタ切れなのか何だかよく分からない。ケシゴム、レイニー、ストレート…何じゃそりゃ。まあ、それらを抜きに見てみると中々良い曲も多い。何より収録曲数がものすごくあるので結構満足感がある。ちなみに私の好きな曲ベスト3は、 1・ターバン(楽しい!ノリが良い!) 2・ジグ(なんか壮大。) 3・ピラミッド(怪しすぎる!キャラクターがツボ!) こんな感じ。…色モノが多いかも。あと、番外でセケン!!渡鬼大好きなんで滅茶苦茶嬉しいですよ!すごい忠実だし! 最初に色々文句を書いたけど、総合的には大満足である。 名前 コメント
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※本稿では、初代『pop n music』及びその家庭用移植版について解説する。(ともに良作) シリーズ全体の概要についてはシリーズ項目、同名タイトルのWii版についてはポップンミュージック (Wii)を参照。 pop'n music 概要 操作方法 選択可能なモード プレー画面の仕様 収録曲について 評価点 問題点 総評 余談 プレイステーション&ドリームキャスト版 概要(家庭用) 評価点(家庭用) 問題点(家庭用) 総評(家庭用) 余談(家庭用) その後の展開 pop n music 【ぽっぷんみゅーじっく】 ジャンル 音楽シミュレーション 対応機種 アーケード 販売元・開発元 コナミ 稼動開始日 1998年9月28日 判定 良作 ポップンミュージックシリーズリンク 概要 (1990年代当時の)女子高生を始めとする女性層をターゲットにした音ゲーをコンセプトに企画された音楽ゲーム。 初代『beatmania』を女性向けに展開するというコンセプトの、いわばbeatmaniaの姉妹作に当たる作品であり、多人数向けのパーティーゲーム的な志向性の元にターンテーブルと5つの鍵盤を9つボタンに置き換えたデバイスと、コンセプト通り女性に受け入れられやすいポップでキャッチーな作風を主軸として差別化されている。 ジャンルに捕らわれない多種多様な楽曲と、ポップでかわいらしいデザインのキャラクター群を大きな特徴とする作風は本作の時点で既に確立されており、その後のシリーズの礎となった。 操作方法 9つの丸い色付きボタンに対応するマーカー(通称:ポップ君)が判定ライン(赤ライン)に重なるタイミングを狙って対応するボタンを叩く。上手に叩けばグルーヴゲージが伸び、逆にタイミングを外したり見逃すと減る。曲の終了時点でグルーヴゲージがクリアゾーンに達していればステージクリア。 システムはそれだけであり、ターンテーブルと鍵盤の使い分けが必要な beatmania と異なり、シンプルなものとなっている。 ボタン配置と配色 黄2 青4 青6 黄8 白1 緑3 赤5 緑7 白9 上記のうち、基本的にセレクト画面などでは左右の青(4・6)をカーソル移動、赤(5)を決定に使用する。 選択可能なモード 「ビギナー」 初心者向けのモードで、チュートリアルで1ステージ+簡易譜面(現在のEASY譜面相当)で2ステージ演奏する。 デフォルトキャラクターは猫の女の子「ニャミ」&ウサギの女の子「ミミ」。ステージ毎に2人がプレイヤー交代する形式となっており、このモードのみ隠しコマンドを入れてもこの2人以外は選べない。 「ノーマル」 基本的なプレーモード。3ステージ演奏する。デフォルトキャラクターはアフロヘアーの女性ダンサー「マリィ」。隠しコマンドで他のライバルキャラクターも選べる。 なお、筐体のデフォルト設定では「ノーマル」でもグルーヴゲージが上昇すると相手キャラが自動でポップ君を隠すオジャマを発動してくる(後の「オジャマ攻撃!」。筐体のDIP設定によりOFF可能)。これは女性向けというコンセプトの他に「多人数でワイワイ楽しむパーティゲーム」を志向したものであり、曲を演奏する以外に純粋にゲームとして遊ぶという本作の特徴を象徴する要素でもある。後のシリーズにも形を変えて受け継がれている。 次作『2』以降は「ノーマル」のみデフォルト設定ではオジャマが発動しないようになった(こちらも筐体設定によりON可能)。 「ハード」 「ノーマル」と同様に3ステージ演奏するが、降ってくる途中でポップ君がライン移動するオジャマ(現在の「EXCITE」)が掛かる。デフォルトキャラクターは自称音楽の王を名乗るリーゼントヘアーの青年「キング」。 上記の「ノーマル」と同様、ランダムでポップ君を隠すオジャマが同時発動することもある(後の「EXCITE+オジャマ攻撃」)。 プレー画面の仕様 本家beatmaniaと異なり、本作にはムービーは存在しない。 その代わり、画面中央に配置された演奏画面の左右にひとりずつキャラクターが表示されるようになっており、プレーヤーキャラ(プレー中に使用しているキャラ)とライバルキャラに分かれる。 ライバルキャラはプレーする楽曲の担当キャラクターとしてプレー中画面の右側に登場し、プレー中は画面右側でプレー中の判定に応じて様々なアクションを取る。プレーヤーキャラクターは画面左側に表示され、相手キャラと同様に判定に応じたアクションを取るようになっている。 よい判定を取るとプレーヤーキャラが成功のアクションを取りライバルキャラが失敗のアクションを取る、ミス判定を取るとその逆のアクションを取るという演出になっている。 これは「マリィとキングがライバルキャラとダンスバトルで勝負する」というバックストーリーに基づいた演出で、初作含めシリーズ初期には格闘ゲームを彷彿とさせる演出が多かった。 各キャラクターには色違いとなる2Pカラーも存在し、隠し操作でキャラクター選択も可能。 また、キャラクターには実在ゲームやアニメのパロディなどのも多く、楽曲と併せて「なんちゃって・ごっこ遊び」的なお遊び要素を取り入れているのも大きな特徴である。 収録曲について アーケードでの収録曲はデフォルト12曲+隠し2曲。3ステージそれぞれに4曲ずつ振り分けられ、出現条件を満たしていればステージ3に隠し曲も登場するという形式(筐体のDIP設定により全曲オープンも可能)。 楽曲のバリエーションは広く、当時DJ風味で渋いイメージにまとまっていた『beatmania』に対し、コンセプト通りキャッチーかつ可愛いらしさを重視した楽曲作りが行われた他、アニメソング風の曲・スパイ風の曲のようなパロディ・ネタ要素も多く取り入れた(公式曰く「なんちゃって・ごっこ遊び)ユニークな楽曲も存在した。 評価点 明るくポップな雰囲気で統一されたデザインワークと親しみやすい楽曲群。 筐体のデザインや画面レイアウト、登場キャラクターに至るまで明るく可愛らしいデザインになっているので女性や子供にも触れやすい。また、筐体サイズは他のシリーズと比べてそこまでデカくなくデザインも無骨ではないので、外観だけで敬遠されることも少ない。 楽曲も日本語歌詞の楽曲の他、キャッチーさを重視した親しみやすい楽曲が多い。特に当時、並行して稼働していた初代beatmaniaシリーズがハードな雰囲気で統一されていたため、より本作のライトさが際立っていた。 楽曲ジャンルの多様性 本作のデバイスは実在の楽器を模したものではないためジャンルの多様性に献身しており、楽器のシミュレート性を意識せずに純粋にメロディやリズムを刻む楽しさが味わえる。 1作目の時点で渋谷系ポップス、ラップ、テクノ、ダンスミュージック、ラテン音楽、ディスコミュージック、レゲエ、アニメソングやスパイ映画BGMのパロディ風と、総曲数が14曲と少ないながらもバラエティ豊か。 また、本作では数が少ないが、実在の音楽ジャンルではない架空のジャンル名も本作の時点で存在しており、ポップン特有の「何でもあり」な雰囲気がこの頃から色濃く表れていた。 次回作以降「ポップン独特の非音楽系ジャンル名」が大きな特徴の一つとして定着していく。 キャラクターの人気も高い。 シンプルなデザインながら、各楽曲のイメージを更に盛り上げてくれるポップでキュートなデザインと多彩なアクションが見ていてとても楽しい。 基板容量の関係でアニメーション枚数が少ないながらも、『2』以降と比べても全体的に滑らかな動きを実現していることから、(初期シリーズに限るが)アニメの質に関しては初代である本作が最高傑作という声も多い。 なお勘違いされることもあるが、初期のキャラクターを掲載した『キャラクタービジュアルガイド』のアニメパターン集を見ると、初代と『2』『3』のアニメーション総枚数はほぼ変わっていない。個別に見ると躍動感のある中割りが比較的多く使われているため、動きの激しい箇所に枚数を重点的に割り振って滑らかに見せているものと思われる。 タイトル画面にも登場している「ミミ」と「ニャミ」は、当時人気を博していたPUFFYをモデルにデザインされている。その他、楽曲の内容に合わせて実在の有名人やロボットアニメのパロディなどの既存作品のパロディ要素を含んだキャラクターも多く存在する。 本作では特に「リエちゃん」や「ショルキー」「ジュディ」といったライバルサイドのキャラクターの人気が高く、ある程度本作にのめり込んだユーザーはキャラクターセレクトの裏技を使いライバルキャラクターをプレーヤーとして選択する者が大半を占めていた。 独特の演奏ギミック 本作では上述のように「ライバルとダンスバトルを行う」というキャラクターを主軸に据えた設定に基づき、「演奏中に降ってくるオブジェを叩くと判定の内容に応じてキャラクターが様々なアクションを行う」という、斬新なギミックが盛り込まれている。 beatmaniaでは演奏中にオブジェを外すとミス扱いとなり画面に専用のレイヤーが表示される形式になっていたが、pop nはミス演出の他にも判定毎に異なる様々なリアクションが用意されていることから、プレーヤーはともかくギャラリーから見ても非常に楽しいシステムになっている。 演奏中にグルーヴゲージがMAXになるとボルテージの最高状態を現した「FEVER!」状態へ移行する。この状態になると判定表示のGREATがFEVERに変化し(*1)、キャラクターのアクションもより派手な演出になる。 beatmaniaのグルーヴゲージは単にプレーの指標であるためゲージを最大まで上げてもムービーの内容も変化しないが、本作ではゲージにボルテージの変化を付加する事によって、beatmaniaとは違った「演奏感」を体験出来ると言えよう。 beatmaniaでは同じ譜面を繰り返しプレイするのみだが、本作の上位難易度では演奏時に様々な内容の「オジャマ」がかかるようになり、常に変化に富んだゲーム性を楽しむ事が出来る。 オジャマ攻撃中にも相手側のキャラクターがそれぞれ特殊なアクションを起こしてくるため、視覚的にも楽しい。 より細かな難易度表記 beatmaniaを始めとする当時のBEMANI機種では☆や足の数で難易度が表示されていたのだが、それに対してpop nの難易度表記はゲージ方式を採用。 最低は「ファンタジー/monde des songe」の5、最高は「スパイ/spicy piece」の23で、目盛りが上がる毎に楽曲の難度も徐々に上昇していく。 このため、全体的に大ざっぱな難しさであった他機種と比べて本機種の難易度はハッキリしており、「次はこれをクリアするべき」という指標としても理解しやすい。 ステージの選曲順も難易度が低い方から高い方へと順に配置されているため、当時のプレーヤーレベルの中で適切な曲を選び易くなっていた。 BEMANI初の移植曲 本作の二曲の隠し曲のうちの片割れは初代beatmaniaで登場した名曲「レイヴ/e-motion」。(*2)beatmaniaで好評を博していた楽曲がまさかのpop n収録という事が衝撃的だったのか、プレーヤーの間でも大きな話題になった。 以降のBEMANI界隈でも他機種の楽曲が収録される事が見受けられる様になった事から、「e-motion」のpop n収録によってBEMANIに「移植曲」という概念を確立させたと言えよう。 ちなみに、当初は「beatamania」がアンダーグラウンド路線を突き進んでいたことで本作のポップ路線が今現在以上に際立っていたこともあり、スタッフの間では「beatamaniaのにおいをさせちゃダメだ」という意見もあったという。結局、設定面や曲の志向性の両面で「何でもあり」が確立されていった結果、他機種間での移植する・されるが活発化していくこととなる、 余談だが、翌年1月に稼働した『beatmania completeMIX』では今回の件の逆パターンとしてpop nの『J-テクノ/Quick Master』がアレンジ移植。これにより事実上の初の交換移植が成立している。 問題点 前述のように選曲に制限があり、デフォルト設定では1ステージ内で全ての曲から自由に選ぶことができない。 この点は初心者が誤って難易度の高い曲を選んで1曲目でクリア失敗してしまう事態を避けるための措置でもある(*3)。 後に救済措置として店側で筐体のDIPスイッチを変更(1・2・5・6をONに変更)することで隠し曲含む全曲を常時解禁状態にするオペレーターコマンドが配布された。 しかしこの場合も隠し曲担当の「レイヴガール」と「さなえちゃん」は使用不可(一応、どちらも既存キャラクターの「マリィ」と「リエちゃん」の色違いのため、「同じ姿のキャラクター」を使うこと自体は可能。)。 キャラクターのアニメーションの表示方式。 現行シリーズと異なり、本作ではキャラクターのアクションが、判定の発生毎にリアルタイムで切り替わるようになっている。 このため、ポップ君が切れ目なく続く個所ではアニメーションの切り替わりが頻繁に発生するため画面両端がちらつく。 AC6までこの方式が採用され、AC7以降は譜面密度の増加に伴い、現行と同じ方式に変更された。 この仕様上、プレーの最中はキャラクターのアニメーションをじっくり見る余裕がない。 もっとも当時のNORMAL譜面は適度に休みがあったり間があるものも多いため、アニメを見る余裕が全く無いというわけでもない。加えて一部の楽曲はより簡単になったBEGINNER譜面も存在する。 空打ちBADの仕様の厳しさ 初代では、ポップ君の配置されていない場所でボタンを叩くと必ず空打ちBADが出てしまう。 続編以降は緩和され、ポップ君の配置された前後の一定区間のみで空打ちBADが出るように変更されている。 オジャマ攻撃の難易度の差が激しい 初代のデフォルト設定ではノーマルモードでもオジャマが発動するのは前述の通りだが、楽曲の担当キャラクターによってその難易度が大きく左右される。 例えば リエちゃん や ジャムおじさん はハートマークで描かれた大きな「LOVE♥」の文字を1文字ずつ表示するだけ、ショルキー や ジュディ も3段のカラフルな♪が並んで現れるだけでさほど苦ではない。一方、ドン・モミー や チャーリー はかなり大きなシャンデリアを画面上部から繰り返し落としてくるため、そこそこ隠す範囲が大きい。ディーノ やバンブー に至っては画面の大半を覆い隠す巨大な炎が現れ、攻撃時間こそ短いとは言え譜面がかなり見づらくなる。 内容自体はキャラクターのオジャマ発動アクションと連動しているため、それぞれの攻撃内容の割り当てに違和感はないのだが、特にディーノの担当曲である「ファンタジー」については表記上は最低レベルなのに譜面がリズム難、さらに発動オジャマが鬼畜という初心者殺しともいえる構成になっている。 なお、ハードモードでポップ君がずれるEXCITEオジャマの方もそれぞれ変化するポップ君の形状差(星型や動物型、モアイ型など)があるのだが、そちらは上記のオジャマ攻撃の格差と違い、どの形状でもさほど難易度に差はない。 総評 長年愛される事になるポップンミュージックシリーズの第1作目。 この時点で多種多様なジャンルやキャラクター等の「ポップンミュージックの基礎」が確立され、音ゲーとして一番大事な曲を演奏するゲームとしての面白さもこの時点でほぼ完成されている。 後のシリーズで取捨選択されていった要素も多いが、根幹的な部分はその後のシリーズにも受け継がれていった。 余談 初代筐体のデザインは初代ポップンのチーフデザイナーMZD MOMMY氏が設計を手がけ、その後もAC18まで初代準拠の同型のもの(*4)が使用された。 厳密には番外作「アニメロ」シリーズとAC4~8の間、新規デザインの筐体(通称:アニメロ筐体)で流通していたが、AC9で再び旧来のデザインに戻った。 AC19以降は新品の筐体デザインが大きく変更されたが、旧型筐体をバージョンアップで引き続き使用しているゲームセンターがかなり多い。 MZD MOMMY氏は当時コナミに存在したデザイナーチーム「MZD団」の一員(*5)で、本作においては筐体設計のみならず、全キャラのデザインからアニメ制作、世界観設定まで、作品の根幹要素の構築に深く関わり、今日のポップンの礎を築き上げた人である。 彼は続編『2』の開発初期にコナミを退社したため、その後のキャラクターデザインは別のスタッフ達が担当している。しかし、初期コンセプトを作った彼のシンプルな線の絵柄はその後もポップンの画風として引き継がれた。 『2』以降は、本シリーズの礎となった彼をモデルにした「MZD(エムゼットディー)」というキャラクターが登場し、「ポップンワールドの神様」という設定の主要キャラクターになっている。 AC版のキャラクターであるディスコクィーン担当の「CHANEL(シャネル)」は、後述の家庭用や海外版では「CHAMEL(シャメル)」に名前が変更され、以降はそちらが正式名称になった。 おそらく元ネタであるフランスの著名ファッションデザイナー「ココ・シャネル(Coco Chanel)」およびブランド「シャネル」に配慮したものと思われる。 続編2には彼女の妹として「ココ」が登場したが、こちらも「KoKo」と綴りが微妙に違っている。 プレイステーション&ドリームキャスト版 ジャンル 音楽シミュレーション 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 プレイステーションドリームキャスト 販売元・開発元 コナミ 発売日 1999年2月25日 定価 4,800円(税別) 判定 良作 概要(家庭用) 家庭用移植版が1999年2月25日にプレイステーション・ドリームキャストで発売された。 標準コントローラでもプレー可能な他、アーケード版の配置を模した専用コントローラ「ポップンコントローラ」も発売された。 ハード性能の関係でPS版はDC版よりやや劣る内容となっているが、基本的な内容は共通している。 評価点(家庭用) アーケード版の内容をベースに、家庭用オリジナルの隠し新曲を5曲追加。 家庭用で書き下ろされた新曲は、ジャンル名の通りアフリカのサバンナを彷彿とさせる民族系の「アフリカ/Con te sabi 2119」やクラシックの名曲メドレーの「クラシック/Chaos Age」、日本語の女性ボーカル曲の「Jポップ/Life」等、アーケード版以上にありそうで無かった曲調の楽曲が揃っているのが特徴。 アーケードの隠し2曲と同様、それぞれ特殊な出現条件が設定されているのだが、発見できなかった場合も救済措置としてPS版ではプレー回数、DC版ではタイムリリースによる出現が可能(いずれもアーケードモードでのみカウント)。 家庭用オリジナルの隠し要素の追加。 隠しプレーオプションとして「MIRROR」「RANDOM」「HIDDEN」が登場。 それぞれ「MIRROR」は降ってくるポップ君の位置をそっくり左右反転、「RANDOM」は配置がレーン毎に入れ替わる(例えば本来左白が降ってくるはずの場面で赤に降ってくる・レーンが変わるだけなので連打はそのまま)、「HIDDEN」はポップ君が判定ラインの少し手前で見えなくなってしまう(直前の配置を覚えて叩く)、という効果。 通常より難易度が高くポップ君がかなり増えた上級者向けの「ハイパー譜面」が登場。対象は家庭用オリジナルのうち3曲のみ。 これらの追加要素は、後にアーケード版へも逆輸入されている。 家庭用オリジナルの「フリーモード」「トレーニングモード」を搭載。 両モードともに初期状態では1曲しか選べないが、一度でもアーケードモードでプレーしたことのある曲が徐々に登録されていき、以降は自由に選曲できる。隠し曲についても例外ではなく、アーケードモードで早期に条件を満たして一度プレーすれば、フリーで選曲し放題になる(アーケードモード側では引き続き出現条件が必要)。 「フリー」はアーケードを1曲単位にしたような仕様であり、同じ曲を繰り返しプレーすることも可能。 「トレーニング」では譜面のスクロールスピードを自由に遅く出来たり(ただしPS版では5段階から選択、かつ減速するとメトロノームのみとなる)、フレーズ毎に区切って練習(リピートも可能)、オートプレーによる鑑賞などが行える。 使用ボタン数の変更が可能。 プレー開始時に通常の9ボタンの他、左右端の両白ボタンを削った7ボタン、さらに両黄を削った中央5ボタンの3種類から選択できる。 5・7ボタンでのプレー時は、外側の白や黄が自動演奏となるが、全てGOOD判定扱いとなる。 ACでは9ボタンでの演奏が基本だったが、オプションで使用ボタン数を減らす事によって本作入門へのハードルを下げる事に成功している。この使用ボタンを減らして演奏するスタイルは、後にアーケード版に登場した「5ボタン譜面」や「EASY譜面」にも受け継がれていると言えよう。 問題点(家庭用) PS版のみの問題点 ロード時間がやや長く、続けて遊ぶにはやや辛い。一方でDC版についてはロードがほぼ無く快適である。 楽曲決定時など一部のアニメ演出が簡素化・削減されている。一方でDC版ではAC版の演出をほぼ再現している。 専用コントローラ「ポップンコントローラ」の問題点 アーケード版に比べサイズが小さくボタンが平べったい上に感度がやけに敏感なため、うっかり違うボタンに触れて反応してしまうことが多く、遊びにくい。 標準コントローラでのプレーについても配置が直感的ではなく、ボタンの対応に慣れるまではやや難しい。 アーケード版では無理押しとなっていた配置が押せる、逆にAC版では叩きやすい配置が押しづらくなるなどの違いもある。 PS版とDC版ではボタンの数の違いの関係上、初期設定のボタン配置が大きく異なっているという問題もある。 特にL・Rが各1つしかないDC版ではかなり無理のある配置となっている。以下はデフォルトの設定。 ボタン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 AC 白 黄 緑 青 赤 青 緑 黄 白 PS L2 L1 ← ↑/↓ →/□ △/× ○ R1 R2 DC L ← ↓ ↑ →/X/ST Y A B R なお、キー配置はボタン別にコンフィグが可能、かついくつかの標準設定も用意されているため、自分にあった配置を設定することはできる。 PS版では画面のボタン部分(セレクトで消去可能)、DC版では手元のビジュアルメモリにそれぞれ対応するボタンのガイドが表示されるため、確認しながらプレーは一応可能。 後年の「ポップンミュージック ポータブル」では、ドリームキャスト版の配置をベースに黄色と白を入れ替えた配置がデフォルトとなっている。 アーケード版のDIPスイッチに相当する全曲出現コマンドは無い。 一応、一度プレーした曲がいつでも遊べるようになるフリーモードがその代替と言えなくもない。 隠しオプションの仕様の問題 強化譜面である「ハイパー」はトレーニングモードでは設定不可能。このため、今作では高難易度譜面をオートで鑑賞したりスピードを落として練習するといったことはできない。 隠しオプションの「MIRROR」「RANDOM」「HIDDEN」は択一であり、重ねがけができない。 総評(家庭用) 家庭用第一弾となる作品。 初移植のため荒削りであり、専用コントローラが過剰に敏感などの問題点もあるが、家庭用オリジナル要素であるオプション・ハイパー譜面・新曲等は好評で、後のアーケード版にも影響を与えた。 現在では後述の『2』が発売されており、本作の楽曲はそちらに全て再録されている上にシステムも改善されたため本作独自の価値はやや落ちている。 余談(家庭用) + 当時のテレビCM http //www.nicovideo.jp/watch/sm9706486 CMにDJを起用した同時期のCS版『beatmania』とは対照的にCSポップンでは普通の女性達がワイワイ遊ぶ様子を映しており、それぞれのゲームが狙った客層を端的に表していると言えるだろう。 筐体のデザインは「女性客(主に女子高生)が好むプリクラマシンの傍に置くことを想定して作られた」と言われているが、初代 beatmania の姉妹作という位置づけもあってか、筐体のデザインそのものは beatamania の筐体を一回り以上コンパクト化したようなデザインとなっている。 ハードモードをクリアした際にCSオリジナルのスタッフロールが2種類用意されており、解禁状況によってBGMや演出が変化する。 初期状態は「ボーナストラック / すれちがう二人」が流れるバージョンで、リザルト画面にも描かれている舞台ステージが最後に明かりが消えてフェードアウトするというもの。 「ボーナストラック」を一度でもプレーしフリーモードに登録していると、オリジナルの新規BGM「Theme of staff roll~nostalgic live mix~」をバックに作中のキャラクターがランダムに次々と出現していくという演出の別バージョンに変わる。 この際のBGMは、続編の家庭用『2』にてリアレンジされ「ライブ / Theme of staff roll~special mix~」としてプレイアブル収録された他、『2』のCSスタッフロールにも別バージョン「Theme of staff roll~poppers live II~」として使われている。 家庭用追加要素として登場したハイパー譜面のうち、家庭用新曲である「クラシック / Chaos Age」のハイパー譜面は当時としては異常な難易度のものだった。 『Sunny Park』以降の現行アーケード作の50段階レベル表記で表すと、アーケード版の最高難易度曲であった「スパイ / SPICY PIECE」のノーマル譜面が現行のレベル23である(*6)のに対し、「クラシック」のノーマル譜面は現行のレベル22、ハイパー譜面は現行のレベル41に相当する。 また、同作曲者による「アフリカ / Con te sabi 2119」も、ハイパー譜面が現行のレベル33と当時にしてはやはり高いものとなっていた。 この「アフリカ」は、初めは曲中に使用されている打楽器全部を叩かせる(当時としては)超人的な譜面だったが、さすがにこれでは誰もクリアできないという事で、最終的には大分パートを手直ししたという逸話がある。 当時は譜面速度を上げて見やすくするHI-SPEEDオプションすら存在しない上に前述の空打ちBADの仕様もあり、初代作品であるにもかかわらず非常に高難度のものとなっていた。 これらのハイパー譜面は後にアーケード版『3』以降で逆輸入された。なお、現在のシリーズではHI-SPEEDオプションの導入や譜面自体の高難易度化の進行により、この初代クラシックHは中級レベルの難易度に落ち着いている。 この高難易度の「クラシック」はその後も家庭用恒例のボス曲としてシリーズ化され、「11」まで登場している。同シリーズの担当キャラとして登場する鳥の指揮者の老人「ハマノフ」も合わせ、初期の家庭用の高難易度譜面の象徴として語られることが多い。 その後の展開 半年後の1999年3月26日に続編『pop n music 2』が稼動。 本作のCS版で追加された新曲も収録し、AC版2の新曲も含め全33曲と大幅に収録曲が増えた。 上記の通り、CS版で追加されたオプションが使用可能になっている。 MZD MOMMY氏の退社に伴いメインデザイナーがP-CAT氏に交替したことでキャラクターの画風が変化した。 容量の都合でメインキャラであるミミ・ニャミ・マリィ・キング、後に準レギュラー化するジュディ・リエちゃん・さなえちゃんを除く前作キャラが削除された。 AC及びCS版1初出の曲の内、AC版1の曲は上述の新キャラクター「MZD」が、前作のCS版1初出の曲はそちらで初登場した新キャラであるプリティが、それぞれ複数のカラーバリエーションで代理担当している。 『2』の家庭用についても1999年9月14日に発売。 PS版初代のロード時間の長さについては、続編であるPS版『2』以降にて改善され、さらに読み込み時間を軽減するショートカット(曲選択画面が簡素なものになる)も搭載された。 『2』には初代の曲も初期状態で全て収録されている。AC版の代理担当を引き継いでいるが、一部、新曲担当として初出時バージョンの新規カラーで事実上続投しているキャラもいる。加えて、AC2に登場しないその他の初代キャラクター達も家庭用オリジナルのサバイバルモードやマラソンモード限定のプレイヤーキャラクターとして一部を除き再録されている(Jテクノ担当のショルキーとレゲエ担当のオリビアのみ未収録)。 家庭用『2』は「ディスクチェンジ」機能があり、後に発売されたアペンドディスク『3』『4』を起動するためのキーディスクになっている(このため『3』と『4』は安価な代わりに単体起動不可)。 その後発売された『5』と『6』は、『2』同様に単体起動可能かつキーディスクになった。 ポップンコントローラについても、PS2版『8』の発売前に受注生産でAC版を再現した「アーケードスタイルコントローラ(通称アケコン)」、PS2版『10』と同時発売で初代を元に仕様が改善された小型の「ポップンコントローラ2」がリリースされている。 ただし、アケコンは3万円と言う高価格の割に作りが簡素で甘く、ボタン同士の間隔等がアーケードの主流である通常の筐体ではなくマイナーな小型筐体(アニメロ筐体)の方のサイズに準拠(後者の方がやや間隔が広い)しており、ボタンを叩いた感触も大きく異なる等、前者のアーケード筐体に慣れていると操作性に違和感がある。また、叩いた時の音が非常にうるさいため、当然ながら家庭で使用する場合は騒音対策は必須。受注生産だったため今では新品を手に入れるのは難しい。 ポプコン2については簡素な作りのため叩いている感覚がやや薄く、サイズ等も初代ポプコンと同様のためアーケードとの違いが大きいものの、2ではボタンの表面が丸みを帯びており初代の超反応も改善されているため、操作性自体は良好になっている。ただ、やはり叩いた時の音はそれなりに響くため、騒音対策はやはり必須である。 後にPC用にリリースされた実質的な家庭用新作「Lively」ではリリースに合わせて専用のアケコンが(ポプコン同様の小型のもの含めて)制作された。こちらは騒音対策により配慮した作りになっていると喧伝されているが、こちらは据え置き機との互換性はない。 なお、初代ポプコンも含めPS・PS2に対応しているが、PS3には非対応(*7)。また、DC版の方は初代ポプコンしか出ていない。 その後もシリーズを重ね、現在ではナンバリングだけで20作以上を重ねる長寿シリーズとなり、2023年にシリーズ25周年を迎えた。 当初はマリィとキングが主人公であり、ミミとニャミは本作の案内役という位置付けであった。その後シリーズを重ねるに連れてミミニャミの方がメインキャラとして全面に押し出されるようになり、前記の2人は出番が薄くなっている。 実際のゲームでのデフォルトキャラクターはマリィやキングであり初期シリーズでのポスターでもこの2人が押し出されていたものの、ゲームのタイトル画面や家庭用のゲームパッケージでは常にミミとニャミの方が大きく目立っていたことも関係していると思われる。そのためか、『ポップンミュージック9』以降はデフォルトキャラクターもミミに変更されている。
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ポップンミュージックGB 2000/3/30発売、4,300円(税別) ■情報募集中■ システム概要 ボタン数は5、3(上段がオート)、2(下段がオート)の3通り キー配置TYPE-A左緑:← 左青:↑ or ↓ 中赤:→ or START 右青:B 右緑:A TYPE-B左緑:↑ or ↓ 左青:→ 中赤:START 右青:B 右緑:A 自キャラがなく、曲の担当キャラのみ画面にいる 隠し曲はパスワードで解禁するただし、電源を入れるたびに入力しなければならない。 基本システムは3の仕様。ただしハイパー譜面は無い モードはARCADE、ORIGINAL、FREE、VERSUS、PASSWORD、OPTION 対応ハード(GBP:GC周辺機器のゲームボーイプレーヤー) GB GBC GBA GBASP GBM DS GBP × ○ ○ ○ × × ○ 収録曲一覧 GB新曲(移植:GB→AC/CS) ジャンル名 曲名 担当キャラ 移植 ウィンターポップ White Lovers さなえちゃん AC7 ウエスタン テキサスのガンマン キング AC10 サーフィー SEE SIDE CITY ※ニャミ AC10 ヌーディー No more I love you ※ジュディ CS4 フォークソング dandelion ※ミミ AC10 モーター5 くちうるさいママ ※マリィ CS4 ラクガキッズ HOLIDAY ベアタンク AC10 ロシア トロイカダンス ※クラフト AC10 AC/CS曲(移植:AC/CS→GB) ジャンル名 曲名 担当キャラ 移植 カントン 和你一起走 リンリン AC3 ジャジー Get on the train チャーリー(茶) CS3 ニューフォーク 走れブン!ブン! フラワー CS2 ファンタジー monde des songe ディーノ AC1 ポップス I REALLY WANT TO HURT YOU リエちゃん AC1 ユーロクィーン what i want -EURO MIX- ココ AC2 ラテン El Pais del sol ドン・モミー AC1 ロカビリー シャバダ!deジルバ! ジェニファー CS3 J-テクノ Quick Master ショルキー AC1 J-ポップ Life プリティ CS1 J-リズム&ブルース2 愛を探そう トルマリン(3) AC3 CS曲(隠し)(移植:CS→GB) ジャンル名 曲名 担当キャラ 移植 キュート 取り返してやる-Again, My Lovely Day- アンズ CS2 グルーブロック 赤いリンゴ ペッパー CS3 ファニー PULSE ボゥイ(2) CS2 J-ガラージポップ Miracle Moon-お月様が中継局 ケリー CS2 GB新曲(隠し)(移植:GB→AC) ジャンル名 曲名 担当キャラ 移植 ギャング 消えた!?ナポレオン キッド AC10 ロマネスク ラブ・アコーディオン ※キャンディ AC10 ※印のキャラはCSおよびAC移植の際、変更となったキャラ。 サーフィーの担当キャラはポッパーズではなくニャミ(1) ヌーディの担当キャラはメイファではなくジュディ(1) フォークソングの担当キャラはテルオではなくミミ(1) モーター5の担当キャラはコービーではなくマリィ(1) ロシアの担当キャラはイワンではなくクラフト(1) カントンの曲名は、演奏画面では「ウォーネイヤッ ヘイチャウ」とカタカタ表記。 モード説明 ARCADEAC曲を演奏するモード。GB新曲は遊べない。 サバイバル以外は曲セレクト可能(ステージ縛りあり) 2曲設定のビギナー、3曲設定のノーマル、3曲設定オジャマありのエキサイト、5曲設定オジャマあり+ハイパーゲージ(回復なし)のサバイバルモードがある。 ノーマルかエキサイトでそれぞれ1曲目か2曲目で「スコア85000点以上」の条件を満たすと隠し曲が出現する。 隠し曲を出してクリアした場合、リザルト後にパスワードが出現する。 ノーマル・エキサイト隠し曲(直前のステージで条件を満たす) ノーマル エキサイト 2 ファニー J-ガラージポップ 3 グルーブロック キュート サバイバル曲順(隠しは無し) 1 ニューフォーク 2 ユーロクィーン 3 ロカビリー 4 ジャジー 5 カントン ORIGINALGB新曲を演奏するモード。AC曲は遊べない。曲セレクト不可。 通常ゲージで6曲を連続演奏するオリジナルと、同じく6曲をハイパーゲージ+オジャマありで連続演奏するアナザーがある。ゲージは1曲毎に回復。コンティニュー可能。 オリジナル、アナザーどちらも6曲目で「スコア85000点以上」で突破すると7曲目として隠し曲が出現する。これを突破するとリザルト後にそれぞれパスワードが出現する。 曲順 オリジナル アナザー 1 ウィンターポップ ウィンターポップ 2 ラクガキッズ ラクガキッズ 3 ヌーディー ヌーディー 4 ロシア ロシア 5 モーター5 サーフィー 6 フォークソング ウエスタン 7 ギャング ロマネスク FREE全ての曲を演奏出来るモード。曲セレクト式。 オジャマの有無とオート演奏も設定出来る。ゲージは通常のものしか選べない。 隠し曲はパスワードを入れないと出現しない。 VERSUS対戦モード。 二人分のポップンGB、GBカラーかGBMicro以外のGBA、それと通信ケーブルが必要。 スコア勝負らしいが詳細は不明。 その他 オジャマポップンGBでのオジャマは、「オジャマ攻撃!」か「EXCITE」か、両方同時かの何れかが来る。 パスワード通常のパスワードは64通りある計算になるが、手っ取り早く隠し曲で遊びたいのならば、「MAX」または「PERCUSSION」を入力すれば全曲が出現する(どちらか一方で可)。 入力すると、選べるモードがPASSWORD、FREE、OPTIONのみになってしまい、FREEを選ぶとINSTRUCTIONが始まる特殊なパスワードも存在する。なお、通常のパスワードを入力することで元に戻る。 J-ガラージポップ何故かポップンGBのJ-ガラージポップはサビが若干削られている。容量の都合だろうか。 後のビートマニアGB2 ガッチャミックスには原曲に忠実なアレンジが収録されている。 ヌーディ・ギャング何故か1.5倍相当の強制ハイスピードが掛かっている。 エンディングBGMはモーター5 ゲームボーイアドバンスでポップンGB画面を引き伸ばすと、若干プレーしやすくなる。 通常のGBAでは左緑と赤の同時押し、緑赤緑の同時押しが無理押しに近い状態となるが、GBA SPなら若干改善される。 エキサイトバグエキサイトモードを一旦選んだ後にキャンセルしてビギナーかノーマルを選ぶと何故かオジャマが発動する。
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ロックフュージョン / ROCK FUSION 【ロックフュージョン】 ポップンワールドに猛獣どもがやって来た。キミのハートに眠る野生の血を呼び覚ませ!! ロックフュージョン / ROCK FUSION 収録作品 ロング版収録 関連リンク ポップンミュージック9で登場した楽曲。担当キャラクターはボブ2002。 Tower of the Sun / ナヤ~ン feat.野獣王国 BPM 186 5b-16 N-【9】18 ⇒ 【10】19 H-28 EX-× 新難易度 5Buttons NORMAL HYPER EXTRA × 25 34 × ナヤ~ンと、日本のフュージョン界を代表するバンド”野獣王国”がコラボレーション。ギタドラで「☆CANDY」を提供したこともあり既に知っている人もいるだろう。中盤のギターの激しいうねりと、ドラムが絡み合って本格的なフュージョンを作り出している。本物だけあって臨場感が他とは違う。サントラにロングが入っているのでさらに味わってみるのもよし。 高速テンポだが、基本的にメロディパートが多い。何度も出てくる階段のパートは階段の拾い方の練習になる。ただ中盤の連打のズレ配置は案外GOODを出してしまいやすい。ノーマルは最初と最後のドラムがかなり難しい。特に最後はロールが入って、かつ隣接連打という押しづらい配置は詐称にもなりかねない。あんみつもありだが、両手で行った方が確実性は高い。ハイパーは局所的にLvの割りにギターソロの高速階段といったオーバースキルな配置が入っている。これもラストで殺してくるため拾い損ねは厳禁。 5ボタンでも十分難しい。ラストのトリルがN譜面並みに殺し気味の配置となっている。 収録作品 AC版 ポップンミュージック9からの全作品 CS版 ポップンミュージック9 ロング版収録 pop n music 9 AC・CS pop n music 7 関連リンク ナヤ~ン この曲の背景が流用されている曲 ハウス(OVER THE CLOUDS) ユーロビート(TwinBee-Generation X-)※pm16まで 楽曲一覧/ポップンミュージック9
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 pop n music タイトル pop n music ポップンミュージック 機種 プレイステーション 型番 SLPM-86183 ジャンル 音楽シミュレーション 発売元 コナミ 発売日 1999-2-25 価格 4800円(税別) 【TOP】【←prev】【Dreamcast】【next→】 pop n music タイトル pop n music ポップンミュージック 機種 ドリームキャスト 型番 T-9501M ジャンル 音楽シミュレーション 発売元 コナミ 発売日 1999-2-25 価格 4800円(税別) ポップンミュージック 関連 Console Game DC pop'n music pop'n music 2 pop'n music 3 APPEND DISC pop'n music 4 APPEND DISC PS pop'n music pop'n music 2 pop'n music 3 APPEND DISC pop'n music アニメーションメロディ pop'n music 4 APPEND DISC pop'n music DISNEY TUNES pop'n music 5 pop'n music 6 Wii ポップンミュージック Handheld Game GB pop'n music GB pop'n music GB アニメーションメロディ pop'n music GB DISNEY TUNES 駿河屋で購入 プレイステーション ドリームキャスト
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《ポップンミュージック4事変》 ACポップンミュージック4に関わるちょっとアレなエピソードである。 今でこそ過去収録曲は(削除やら何やらで時折変化はするが)大体全部選曲可能になっているものの、最初に全曲収録が始まったと思われがちなAC9以前にも、AC4がAC3までに収録した全楽曲がプレイ可能だったシリーズとして発表されていた。 当時、本家本元と言える五鍵ビートマニアでも「Complete MIX」の登場で(全曲ではなかったが)過去作品全シリーズの楽曲を選曲可能だったこともあって、一般的にはポップンもAC4がひとつの節目と目されていたことは想像に難くはない。 だがしかし、そこにはとんでもない罠が隠されていた。 ポップンミュージックというゲームが徐々に認知されて人気が上昇してくるにつれ、ポップンにもまた「人気税」ともいえる「お約束」な事態が起きつつあった。 すなわち「同人作品としてポプキャラメインのアレな同人誌が横行しだした」ということだ。こればかりは業界の宿痾(しゅくあ)とも言うべきものであり、裏返せば「その需要がある=人気がある」ことを示すひとつのバロメーターとも言うべきものである。 苦笑はしても人気が出ていることを受け取るべきところ、ところがここで常にユーザーの想像の斜め上を行くのがコンマイというものである。 実際に何をやったかというと、AC4発表の際「ポップンはAC4を最後の作品とする」旨を公表するという、概ね正気の沙汰とは思えない行為に出たのである。つまり、AC4でこれまでのシリーズの全収録曲が遊べたのは「それが最後の作品である」ということを示唆していたためと言ってよい。 「これが同人の所為かどうかわからないじゃないか」という方もおられようが、実際KONAMIという会社は過去、それが発表した恋愛STGの金字塔ともいえるゲーム「ときめきメモリアル」の18禁同人誌が出た際に、その制作者を訴えて裁判沙汰にしているということを平然とやっている。 確かに当該の同人は度を越した内容になっていたらしいのだが「こんなことで普通大企業が目くじら立てるか…?」とユーザーから眉をひそめられ、KONAMIの致命的なマイナスイメージをアピールしてしまう結果を生んだ。だからこそおおっぴらに制作者を叩くなどという器の小さい真似を繰り返さないために問題の元を断とうとしたのだろうが、結局のところ音に聞こえた大企業が取る行動としてはあまりに大人げないと言わざるを得ない。つまりはまたしても墓穴を掘ったのだ。 ゲームのキャラグッズなどの二次的な商業展開に定評のあるKONAMIのこと、こうした「キャラ(及びゲーム)イメージの崩壊につながる要素を可能な限り排除したい」というのが言い分であろうし、実際に自分の漫画のキャラで18禁(もしくはやおい系)の同人誌を作られてると知って寝込んだ漫画家もおり、気持ちは分からなくもないが…あまりにも一企業の取る態度としては寛容さに欠け、なおかつ狭量さが目立ち見苦しい。 不祥事を起こした某アイドルに変わるイメージキャラクターが「スク水を着ている」みたいなイメージが横行し、そうしたイラストが氾濫していると知った某団体が規制を公言したのと同様に、結果的に自分の首を絞めていることに気づいていない好例ともいえよう。 結局この件が明るみに出ると、そんな「大人の事情(笑)」など知る由もない一般ユーザーが猛反発するのも当然と言えた。 そうしたユーザーからの大量の抗議や、続行を希望する嘆願書や署名などが続々とKONAMIに届いたことで、結局KONAMIも「公表」を撤回。翌2000年にAC5が制作・発表されるに至る。 もしこの時のユーザーの声を無視して終了を強行していれば、おそらく熱帯が始まることもなくこのようなwikiが世に出ることもなかったに違いない。 おお、こわいこわい。
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ラヴァーズポップ / Lover s pop 【ラヴァーズポップ】 もうすぐ雪が降り出すよ。冬の恋人達へのラブソング。 ラヴァーズポップ / Lover's pop 収録作品 関連リンク CS版ポップンミュージック9で登場した楽曲。担当キャラクターはるり(9-1P)。 いいひと / 岡めぐみ BPM 130 5b-7 N-14 H-27 EX-33 新難易度 5Buttons NORMAL HYPER EXTRA (10) (20) (33) (39) 岡めぐみがこれまで関わった曲はバラードといったしっとりとしたイメージのある曲が多かったが、このような少しアップテンポなラブソングでも違和感のないボーカルを披露してくれた。曲名にはおそらく2つの意味が込められており、「優しさ」の意味でのいいひと、「お人好し」の意味でのいいひとが掛けられているのだろう。そういったこともあってこの曲はCS9発売時期の季節にピッタリ(というよりももうすぐ春になる時期だが)の恋愛もので、本当の意味での「いいひと」になってほしいという思いがあるのだろう。 曲に沿った譜面配置がメイン。ハイパー譜面はバックの音にあわせた配置がメインで、サビは縦連打と片手移動による2個押しが中心。EXはノート数の割には細かい手の動きを必要とする譜面。後半から休みがない上、特にサビ以降の連続6個押しや大きく振られる6個→5個押しが出てくるので、三角押しが弱いとオブジェを取り損ねてゲージを一気に減らされる場合もありうる。同時押しを意識しよう。 収録作品 AC版 CS版 ポップンミュージック9 関連リンク 岡めぐみ 楽曲一覧/ポップンミュージック9
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1999年9月14日発売4ブロック ポケステ版音ゲーの中では難易度高め。 本編は得意だという人もポケステ版はクリアできないかも。 【収録内容】 どこでもポップンミュージック 【通信販売】 ポップンミュージック2 ポップンミュージック2(コナミ ザ ベスト)